2019年 02月 02日
描くことの意味 その2 技術は二の次

ご覧いただく作品は、C59型蒸気機関車1号機でございまして、
満月のバックに門司港駅のシルエットを配置いたしました
作品でございます。
今までご覧のようなセピア色の作品は、すべて、木版に
焦がして描いた焼き絵という技法でございますが、
のちに バーニングアートと言うものでした。
私は、別にこの技術に興味があるわけでもなくまた、広めるわけでもありません
ただひょんなきっかけで、この道具と出会ったわけでございます。
以前お話しいたしましたが、私は、国鉄 蒸気機関車の機関士になりたかった夢がありまして、作品を描くのは、すべて私の夢であります。
別に絵描きにもなりたいわけでもありませんでした。
以前作品展を開いた際には、どのように描いたのかなどと、同じ質問が頻繁にありまして、正直嫌でした。
どうしても技術ばかり取り上げられまして
正直 技術より描いた内容 作品の中を見ていただければと思いました。
私も50代でございます。
次なる作品を考えております。
それは、日本の蒸気機関車を全形式描くこと
技術は二の次で、私の表現として、描いてみます。